vfwscanf_s関数 vs. fwscanf、wscanf、fgetws、getwchar:徹底比較

2024-04-02

C言語におけるvfwscanf_sの詳細解説:フォーマット付きワイド文字ストリーム入力

vfwscanf_s関数は、可変個数の引数を受け取り、フォーマット指定文字列に従って、ワイド文字ストリームからデータを読み込みます。読み込んだデータは、引数で指定された変数に格納されます。

この関数は、以下の機能を提供します:

  • フォーマット指定文字列によるデータ入力: 整数、浮動小数点数、文字列など、様々なデータ型を読み込むことができます。
  • 可変個数の引数: 読み込むデータの個数に制限はありません。
  • ワイド文字対応: ワイド文字を含む文字列を読み込むことができます。
  • セキュリティ機能: バッファオーバーフローなどの脆弱性を防ぐための機能が備わっています。

vfwscanf_s関数の構文は以下の通りです。

int vfwscanf_s(
    FILE *stream,
    const wchar_t *format,
    _In_opt_ va_list argptr
);

引数:

  • stream: データを読み込むワイド文字ストリーム
  • format: フォーマット指定文字列
  • argptr: 可変個数の引数へのポインター

戻り値:

  • 読み込んだデータの個数: 成功した場合
  • EOF: 入力ストリームの終わりに達した場合
  • エラーコード: エラーが発生した場合

フォーマット指定文字列は、%記号とそれに続く変換指定文字で構成されます。変換指定文字は、読み込むデータ型を指定します。

主な変換指定文字:

  • %d: 整数
  • %f: 浮動小数点数
  • %c: 文字
  • %s: 文字列
  • %ws: ワイド文字列

例:

以下のコードは、vfwscanf_s関数を使用して、ワイド文字ストリームから名前と年齢を読み込みます。

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    vfwscanf_s(stream, L"%s %d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}


vfwscanf_s 関数のサンプルコード集

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    vfwscanf_s(stream, L"%s %d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

空白文字の読み飛ばし

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    // 空白文字は読み飛ばされる
    vfwscanf_s(stream, L"%s%d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

幅指定

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[10];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    // 名前は最大9文字まで読み込む
    vfwscanf_s(stream, L"%9s %d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

文字列の読み込み

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t message[100];

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    vfwscanf_s(stream, L"%s", message);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("メッセージ: %ws\n", message);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

エラー処理

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    int result = vfwscanf_s(stream, L"%s %d", name, &age);

    // エラーが発生した場合
    if (result != 2) {
        printf("エラーが発生しました\n");
        return 1;
    }

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}


C言語におけるフォーマット付きワイド文字ストリーム入力の他の方法

fwscanf関数は、vfwscanf_s関数と似ていますが、セキュリティ機能が備わっていません。以下のコードは、fwscanf関数を使用して、ワイド文字ストリームから名前と年齢を読み込みます。

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    fwscanf(stream, L"%s %d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

wscanf関数は、fwscanf関数と似ていますが、ストリーム引数ではなく、標準入力からのみ読み込みます。以下のコードは、wscanf関数を使用して、標準入力から名前と年齢を読み込みます。

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t name[100];
    int age;

    // フォーマット指定文字列と可変個数の引数を使用してデータを読み込む
    wscanf(L"%s %d", name, &age);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("名前: %ws\n", name);
    printf("年齢: %d\n", age);

    return 0;
}

fgetws関数は、ワイド文字ストリームから文字列を読み込みます。以下のコードは、fgetws関数を使用して、ワイド文字ストリームから文字列を読み込みます。

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t message[100];

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // フォーマット指定文字列は不要
    fgetws(message, 100, stream);

    // 読み込んだデータを出力する
    printf("メッセージ: %ws\n", message);

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

getwchar関数は、ワイド文字ストリームから1文字ずつ読み込みます。以下のコードは、getwchar関数を使用して、ワイド文字ストリームから1文字ずつ読み込みます。

#include <stdio.h>

int main() {
    wchar_t c;

    // ワイド文字ストリームを開く
    FILE *stream = fopen("data.txt", "r");

    // 1文字ずつ読み込んで出力する
    while ((c = getwchar(stream)) != WEOF) {
        putchar(c);
    }

    // ワイド文字ストリームを閉じる
    fclose(stream);

    return 0;
}

これらの方法はそれぞれ、異なる利点と欠点があります。

vfwscanf_s関数は、セキュリティ機能が備わっており、最も安全な方法です。

fwscanf関数は、vfwscanf_s関数よりも高速ですが、セキュリティ機能がありません。

wscanf関数は、標準入力からのみ読み込みますが、フォーマット指定文字列を使用してデータを読み込むことはできません。

fgetws関数は、文字列全体を読み込むのに便利です。

getwchar関数は、1文字ずつ読み込むのに便利です。

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