【保存版】CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS:プログラミング初心者でも安心!分かりやすい解説と実践例

2024-06-16

CMakeのEnvironment VariablesにおけるASM_DIALECTFLAGSプログラミング解説

用途

  • 特定のアセンブリ言語の方言固有の機能を有効にする
  • コンパイラまたはアセンブラの警告レベルを調整する
  • 特定の最適化フラグを指定する

設定方法

  • CMakeLists.txtファイル内で set(ASM_DIALECTFLAGS "<フラグ>") のように設定します。
  • コマンドラインオプション -DCMAKE_ASM_DIALECTFLAGS="<フラグ>" を使用して設定します。

  • NASM 方言で -fPIC フラグを設定する:
set(ASM_DIALECTFLAGS "-fPIC")
  • GCC アセンブラで -Wa,-no-warnings フラグを設定する:
set(ASM_DIALECTFLAGS "-Wa,-no-warnings")
  • MASM アセンブラで INCLUDE <path/to/header.inc> マクロを設定する:
set(ASM_DIALECTFLAGS "INCLUDE <path/to/header.inc>")

注意事項

  • 使用するアセンブリ言語の方言に固有のフラグのみを指定する必要があります。
  • フラグの構文と意味は、使用するコンパイラまたはアセンブラによって異なる場合があります。
  • 詳細については、コンパイラまたはアセンブラのドキュメントを参照してください。

    補足

    • ASM_DIALECTFLAGS 変数は、CMake 2.8 以降で使用できます。
    • この変数は、ターゲット固有のビルド設定ファイル内でも設定できます。
    • 複数のフラグを指定する場合は、スペースで区切ります。


    CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGSの使用例

    cmake_minimum_required(VERSION 3.0)
    
    project(myproject)
    
    add_executable(myprogram myprogram.c myprogram.asm)
    
    set(ASM_DIALECTFLAGS "-fPIC")
    

    説明:

    • このCMakeLists.txtファイルは、myproject という名前のプロジェクトを定義します。
    • プロジェクトは、myprogram.cmyprogram.asm というソースファイルから構成される myprogram という実行可能ファイルを作成します。
    • set(ASM_DIALECTFLAGS "-fPIC") 行は、NASM 方言で -fPIC フラグを設定します。このフラグは、位置独立コード (PIC) を生成するようにコンパイラに指示します。

    例2: GCC アセンブラで -Wa,-no-warnings フラグを設定する

    cmake_minimum_required(VERSION 3.0)
    
    project(myproject)
    
    add_executable(myprogram myprogram.c myprogram.asm)
    
    set(CMAKE_TOOLCHAIN_FILE "mytoolchain.cmake")
    
    set(ASM_DIALECTFLAGS "-Wa,-no-warnings")
    
    • このCMakeLists.txtファイルは、myproject という名前のプロジェクトを定義します。
    • プロジェクトは、myprogram.cmyprogram.asm というソースファイルから構成される myprogram という実行可能ファイルを作成します。
    • set(CMAKE_TOOLCHAIN_FILE "mytoolchain.cmake") 行は、mytoolchain.cmake という名前のツールチェーンファイルを使用するようにCMakeに指示します。このファイルは、ビルドシステムで使用されるコンパイラと他のツールを定義します。
    • set(ASM_DIALECTFLAGS "-Wa,-no-warnings") 行は、GCC アセンブラで -Wa,-no-warnings フラグを設定します。このフラグは、コンパイラがすべての警告を無効にするように指示します。

    例3: MASM アセンブラで INCLUDE <path/to/header.inc> マクロを設定する

    cmake_minimum_required(VERSION 3.0)
    
    project(myproject)
    
    add_executable(myprogram myprogram.c myprogram.asm)
    
    set(CMAKE_GENERATOR Visual Studio 16 2019)
    
    set(ASM_DIALECTFLAGS "INCLUDE <path/to/header.inc>")
    
    • このCMakeLists.txtファイルは、myproject という名前のプロジェクトを定義します。
    • プロジェクトは、myprogram.cmyprogram.asm というソースファイルから構成される myprogram という実行可能ファイルを作成します。
    • set(CMAKE_GENERATOR Visual Studio 16 2019) 行は、Visual Studio 2019 を使用してビルドするようにCMakeに指示します。
    • set(ASM_DIALECTFLAGS "INCLUDE <path/to/header.inc>") 行は、MASM アセンブラで INCLUDE <path/to/header.inc> マクロを設定します。このマクロは、アセンブラが header.inc というヘッダーファイルをインクルードするように指示します。

    注意事項:

    • これらの例は、説明のみを目的としています。実際のプロジェクトでは、ニーズに合わせてコードを調整する必要があります。
    • 使用するアセンブリ言語の方言に固有のフラグのみを指定する必要があります。
    • フラグの構文と意味は、使用するコンパイラまたはアセンブラによって異なる場合があります。
    • 詳細については、コンパイラまたはアセンブラのドキュメントを参照してください。


    ASM_DIALECTFLAGSの代替方法

    代替方法

    • ターゲット固有のビルド設定ファイル:
      • 多くのCMakeプロジェクトは、ターゲット固有のビルド設定を定義するために CMakeLists.txt ファイルに加えて、ターゲット固有のビルド設定ファイルを使用します。これらのファイルは、target_properties コマンドを使用して、ターゲットに特定のフラグを設定するために使用できます。
      • 例:
    target_properties(myprogram PROPERTIES ASM_FLAGS "-fPIC")
    
    • カスタムビルドルール:
      • カスタムビルドルールを使用して、特定のコンパイラフラグとオプションを使用してアセンブリファイルをコンパイルすることができます。
      • 例:
    add_custom_command(
        TARGET myprogram
        COMMAND ${ASM} ${ASM_FLAGS} ${INCLUDE_DIRS} ${SOURCES} -o ${OBJECTS}
    )
    
    • ツールチェーンファイル:
      • CMake ツールチェーンファイルを使用して、プロジェクトで使用されるコンパイラと他のツールのデフォルト設定を定義することができます。これらのファイルは、CMAKE_TOOLCHAIN_FILE 変数を使用してCMakeに指定できます。
      • 例:
    set(CMAKE_TOOLCHAIN_FILE "mytoolchain.cmake")
    

    ASM_DIALECTFLAGSを使用する代わりにこれらの方法を使用する利点:

    • ターゲット固有のビルド設定ファイルを使用すると、特定のターゲットに対してのみフラグを設定することができます。
    • カスタムビルドルールを使用すると、より多くの制御と柔軟性を提供できます。
    • ツールチェーンファイルを使用すると、プロジェクト全体の設定を統一することができます。
    • ターゲット固有のビルド設定ファイル、カスタムビルドルール、およびツールチェーンファイルの使用には、CMakeに関するより深い知識が必要です。
    • これらの方法は、ASM_DIALECTFLAGSよりも複雑になる場合があります。

    ASM_DIALECTFLAGS は、アセンブリ言語の方言固有のフラグを指定するための便利な方法ですが、状況によっては、他の方法を使用する方が適切な場合があります。上記で紹介した代替方法は、より多くの制御と柔軟性を提供したり、特定のニーズに合わせやすかったりします。