ページネーションバーをすっきりさせる!Django Paginatorのget_elided_page_range()メソッドの使い方

2024-06-16

Django Paginator の get_elided_page_range() メソッドの詳細解説

django.core.paginator.Paginator.get_elided_page_range() メソッドは、Django のページネーションシステムで使用される Paginator クラスのメソッドの一つです。このメソッドは、ページ番号のリストを生成し、そのリストの中で現在のページ周辺のページ番号のみを表示し、それ以外のページ番号は省略記号 () で置き換えます。

主な機能

  • 現在のページ周辺のページ番号のみを表示することで、ページネーションバーをすっきりさせ、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを提供します。
  • 省略記号 () を使用することで、ユーザーが現在ページから離れたページに移動できることを示します。
  • オプションで、省略記号 () の表示位置を調整することができます。

使用方法

このメソッドは、以下の引数を受け取ります。

  • number: 省略記号 () を表示するページ数 (デフォルトは 1)
  • on_each_side: 現在のページ番号の両側に表示するページ数 (デフォルトは 2)
  • first: 最初のページ番号を表示するかどうか (デフォルトは True)

このメソッドは、ジェネレータオブジェクトを返します。このジェネレータオブジェクトは、ページ番号 (整数) または省略記号 () を順番に返します。

以下の例では、get_elided_page_range() メソッドを使用して、ページ番号のリストを生成し、それをテンプレートにレンダリングする方法を示します。

from django.core.paginator import Paginator

# ... (ページネーション処理)

paginator = Paginator(object_list, per_page=10)
page_range = paginator.get_elided_page_range(number=2, on_each_side=3)

context = {
    'paginator': paginator,
    'page_range': page_range,
}

return render(request, 'template.html', context)

このテンプレートでは、以下のコードを使用して、ページ番号のリストをレンダリングすることができます。

{% for page in page_range %}
    {% if page is not '...' %}
        <a href="{{ page.url }}">{{ page.number }}</a>
    {% else %}
        <span>&hellip;</span>
    {% endif %}
{% endfor %}

補足

  • get_elided_page_range() メソッドは、ページ番号のリストを生成するだけであり、ページ遷移の処理は含まれていません。ページ遷移の処理は、テンプレート側で行う必要があります。
  • get_elided_page_range() メソッドは、ページネーションバー全体のデザインをカスタマイズしたい場合に役立ちます。
  • Django のページネーションシステムに関する他の機能についても解説を提供することができます。


Django Paginator の get_elided_page_range() メソッドを使用したサンプルコード

ビューファイル (views.py)

from django.core.paginator import Paginator
from django.shortcuts import render

def index(request):
    # データベースからオブジェクトを取得
    object_list = MyModel.objects.all()

    # ページネーション処理
    per_page = 10  # 1ページあたりの表示件数
    paginator = Paginator(object_list, per_page)
    page = request.GET.get('page')
    page_obj = paginator.get_page(page)

    # ページ番号のリストを取得
    page_range = page_obj.paginator.get_elided_page_range(number=2, on_each_side=3)

    # コンテキストを作成
    context = {
        'page_obj': page_obj,
        'page_range': page_range,
    }

    # テンプレートをレンダリング
    return render(request, 'index.html', context)

テンプレートファイル (index.html)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Django Paginator</title>
</head>
<body>
    <h1>MyModel 一覧</h1>

    {% if page_obj %}
        <ul>
            {% for object in page_obj.object_list %}
                <li>{{ object.name }}</li>
            {% endfor %}
        </ul>

        <nav>
            {% if page_obj.has_previous_page %}
                <a href="?page={{ page_obj.previous_page_number }}">前のページ</a>
            {% endif %}

            {% for page in page_range %}
                {% if page is not '...' %}
                    {% if page.number == page_obj.number %}
                        <span class="current">{{ page.number }}</span>
                    {% else %}
                        <a href="?page={{ page.number }}">{{ page.number }}</a>
                    {% endif %}
                {% else %}
                    <span>&hellip;</span>
                {% endif %}
            {% endfor %}

            {% if page_obj.has_next_page %}
                <a href="?page={{ page_obj.next_page_number }}">次のページ</a>
            {% endif %}
        </nav>
    {% else %}
        <p>データが見つかりませんでした。</p>
    {% endif %}
</body>
</html>

このコードを実行すると、以下のようになります。

  • データベースから MyModel オブジェクトのリストを取得します。
  • 1ページあたりの表示件数を 10 件に設定し、ページネーション処理を行います。
  • 現在のページ番号を取得し、そのページのオブジェクトとページ番号のリストを取得します。
  • テンプレートで、ページのオブジェクトとページ番号のリストをレンダリングします。

このサンプルコードは、以下の点に注意して作成されています。

  • テンプレートでは、{% if page_obj %} ブロックを使用して、ページオブジェクトが存在する場合のみコンテンツをレンダリングするようにしています。
  • テンプレートでは、{% for page in page_range %} ループを使用して、ページ番号のリストをレンダリングしています。
  • テンプレートでは、{% if page.number == page_obj.number %} ブロックを使用して、現在のページ番号を強調表示しています。

このサンプルコードを参考に、独自のページネーション機能を作成することができます。

  • このサンプルコードはあくまでも一例であり、状況に合わせて変更する必要があります。


  • カスタマイズ性の低さ: 省略記号の位置や表示されるページ数などを柔軟にカスタマイズすることができません。
  • 複雑さ: テンプレート側で独自にロジックを実装する必要があるため、複雑になりがちです。

これらの欠点を克服するために、get_elided_page_range() メソッドの代替方法として、以下の3つの方法が考えられます。

カスタムテンプレートタグの作成

独自のテンプレートタグを作成することで、get_elided_page_range() メソッドよりも柔軟にページ番号のリストを生成することができます。

例:

from django import template

register = template.Library()

@register.simple_tag
def custom_paginator(paginator, page_number, on_each_side=2, first=True, last=True):
    """
    カスタムページ番号リストを作成するテンプレートタグ

    Args:
        paginator: Paginator オブジェクト
        page_number: 現在のページ番号
        on_each_side: 現在のページ番号の両側に表示するページ数
        first: 最初のページ番号を表示するかどうか
        last: 最後のページ番号を表示するかどうか

    Returns:
        ページ番号のリスト (HTML形式)
    """
    page_range = paginator.get_page_range(page_number=page_number)
    return """
        {% for page in page_range %}
            {% if page.number == page_number %}
                <span class="current">{{ page.number }}</span>
            {% else %}
                <a href="?page={{ page.number }}">{{ page.number }}</a>
            {% endif %}
        {% endfor %}
    """

{% custom_paginator paginator page.number on_each_side=3 first=False last=False %}

サードパーティ製のライブラリの利用

Django には、ページネーションバーの生成をより柔軟にカスタマイズできるサードパーティ製のライブラリがいくつかあります。

    これらのライブラリは、get_elided_page_range() メソッドよりも多くの機能を提供し、より複雑なページネーションバーを作成することができます。

    JavaScript を利用して、フロントエンドでページネーションバーを完全に独自に実装することもできます。

    この方法は、最も柔軟性がありますが、難易度も高くなります。

    • 必要な機能
    • 開発者のスキル
    • プロジェクトの要件

    などを考慮して決定する必要があります。