長大なリクエストをスムーズに処理! HTTP ステータスコード "100 Continue" の仕組みと実装方法

2024-04-16

HTTP ステータスコード "100 Continue" (RFC 9110) のプログラミング解説

HTTP ステータスコード "100 Continue" は、クライアントが送信中のリクエストヘッダーが長大である場合、サーバーがクライアントに対して送信を継続しても良いことを示すために使用されます。これは、クライアントが送信中のデータが無駄にならないようにするためです。

詳細

  • リクエストヘッダーの長さ: "100 Continue" は、リクエストヘッダーの長さが 1KB を超える場合にのみ使用されます。
  • サーバーの応答: サーバーは、"100 Continue" を受信すると、クライアントに対して送信を継続しても良いことを示すために "100 Continue" というステータスコードを返します。
  • クライアントの送信: クライアントは、"100 Continue" を受信すると、リクエストボディの送信を継続します。
  • 注意点: "100 Continue" は、サーバーがクライアントのリクエストを受け入れることを保証するものではありません。クライアントは、最終的な応答として "200 OK" などの成功コードを受け取る必要があります。

プログラミングでの実装

クライアント側:

import requests

def send_long_request():
    headers = {
        "Content-Length": "1024",
        "Content-Type": "application/json",
    }

    data = {"data": "This is a long request body."}

    # "100 Continue" を受信するまで待機
    response = requests.post("https://example.com/endpoint", headers=headers, data=data)

    if response.status_code == 200:
        print("Request successful.")
    else:
        print("Request failed.")

send_long_request()

サーバー側:

from flask import Flask, request

app = Flask(__name__)

@app.route("/endpoint", methods=["POST"])
def endpoint():
    if request.method == "POST":
        # リクエストヘッダーの長さをチェック
        content_length = request.headers.get("Content-Length")
        if content_length and int(content_length) > 1000:
            # "100 Continue" を送信
            return "", 100

        # リクエストボディを受信
        data = request.get_json()

        # データ処理

        # 成功応答を返す
        return {"message": "Request successful."}, 200

if __name__ == "__main__":
    app.run(debug=True)

上記のコードを実行すると、クライアントは長大なリクエストヘッダーとボディを持つリクエストを送信します。サーバーは、リクエストヘッダーの長さが 1KB を超えていることを検知し、"100 Continue" を送信します。クライアントは、"100 Continue" を受信すると、リクエストボディの送信を継続します。サーバーは、リクエストボディを受信し、処理した後に、成功応答を返します。

"100 Continue" は、長大なリクエストを扱う場合に役立つ HTTP ステータスコードです。クライアントとサーバーの通信を効率化し、データの無駄遣いを防ぐことができます。



いろいろなサンプルコード

以下、いくつかの例を挙げますので、参考にしてください。

  • プログラミング言語: Python、Java、JavaScript、C++ など、様々なプログラミング言語でサンプルコードを提供できます。
  • タスク: ファイル入出力、ネットワーク処理、データ分析、機械学習など、様々なタスクに関するサンプルコードを提供できます。
  • フレームワーク: Django、Spring、React、Angular などのフレームワークに関するサンプルコードを提供できます。
  • ライブラリ: NumPy、Pandas、TensorFlow などのライブラリに関するサンプルコードを提供できます。

上記以外にも、様々な情報源からサンプルコードを見つけることができます。

  • 検索エンジンで「サンプルコード」と検索する
  • 技術ブログやフォーラムでサンプルコードを探す
  • オープンソースプロジェクトのコードを読む

ご希望に合ったサンプルコードを見つけられるよう、お手伝いさせていただきます。



HTTP ステータスコード "100 Continue" (RFC 9110) の代替手段

代替手段

  • Expect ヘッダー: クライアントは、"Expect" ヘッダーを使用して、サーバーに特定の応答を期待することを伝えることができます。例えば、"100-continue" という値を指定することで、サーバーに "100 Continue" を送信することを要求できます。
  • チャンク化されたエンコーディング: クライアントは、"Transfer-Encoding: chunked" ヘッダーを使用して、リクエストボディをチャンクに分割して送信することができます。これにより、サーバーはリクエストヘッダー全体を受信しなくても、リクエストボディの処理を開始することができます。
  • パイプライン化: HTTP/2 以降では、クライアントとサーバー間で複数のリクエストを同時に処理することができます。これにより、長大なリクエストを分割して送信する必要がなくなり、"100 Continue" の必要性がなくなります。

それぞれの利点と欠点

それぞれの方法には、利点と欠点があります。

  • "100 Continue":
    • 利点: シンプルでわかりやすい
    • 欠点: 古いプロトコルでのみサポートされている、オーバーヘッドが発生する可能性がある
  • "Expect" ヘッダー:
    • 利点: クライアントとサーバー間でより詳細な通信が可能
    • 欠点: "100 Continue" よりも複雑、すべてのサーバーでサポートされているわけではない
  • チャンク化されたエンコーディング:
    • 利点: 長大なリクエストを効率的に処理できる
  • パイプライン化:
    • 利点: 最も効率的な方法
    • 欠点: HTTP/2 以降でのみサポートされている

"100 Continue" は、長大なリクエストヘッダーを扱う場合の便利なオプションですが、必ずしも必要ではありません。状況に応じて、上記の代替手段を検討することをお勧めします。