JavaScript RegExp.lastParen を使いこなす:複雑なパターンマッチングをマスター

2024-04-02

JavaScript RegExp.lastParen プロパティ

概要

  • RegExp オブジェクトの静的プロパティ
  • 最後に一致した部分文字列のうち、最も外側の括弧で囲まれた部分を取得
  • 別名: RegExp["+"]使用例:複雑なパターンマッチングの結果を処理抽出した部分文字列を再利用マッチング結果の検証詳細:最後に一致した部分文字列のうち、最も外側の括弧で囲まれた部分一致がない場合:空文字列複数回のマッチング:最後のマッチング結果更新タイミング:RegExpオブジェクト(サブクラスではない)がマッチングに成功するたびに更新括弧で囲まれたキャプチャグループが存在する場合のみ更新アクセス方法:RegExp.lastParenまたはRegExp["+"]
    • RegExp オブジェクトのインスタンスではなく、オブジェクト自体にアクセス
  • 注意点:
    • 非推奨機能: 将来のバージョンで削除される可能性
    • 代替案: exec() メソッドの groups プロパティ

const str = "John Doe (123) 456-7890";

// パターン: 名前、電話番号
const re = /^(.+?) \((.+?)\) (\d+-\d+)$/;

// マッチング
re.exec(str);

// RegExp.lastParen: 電話番号
console.log(RegExp.lastParen); // "456-7890"

// 別名
console.log(RegExp["$+"]); // "456-7890"

補足

  • RegExp.lastParen は、複雑なパターンマッチングの結果を処理する際に役立ちます。
  • 抽出した部分文字列を再利用したり、マッチング結果を検証したりすることができます。
  • 非推奨機能であるため、将来的には exec() メソッドの groups プロパティを使用することを推奨します。


JavaScript RegExp.lastParen サンプルコード

名前とメールアドレスの抽出

const str = "山田太郎 <[email protected]>";

// パターン: 名前、メールアドレス
const re = /^([^<>]+) <([^<>]+)>$/;

// マッチング
re.exec(str);

// RegExp.lastParen: メールアドレス
console.log(RegExp.lastParen); // "[email protected]"

URL の解析

const str = "https://www.example.com/path/to/file.html?param1=value1&param2=value2";

// パターン: プロトコル、ホスト名、パス、クエリパラメータ
const re = /^(([^:\/]+):\/\/([^:\/\?]+)([^\?]*))(\?.*)?$/;

// マッチング
re.exec(str);

// RegExp.lastParen: クエリパラメータ
console.log(RegExp.lastParen); // "?param1=value1&param2=value2"

日付の抽出

const str = "2024年3月24日";

// パターン: 年、月、日
const re = /^(\d+)年(\d+)月(\d+)日$/;

// マッチング
re.exec(str);

// RegExp.lastParen: 日
console.log(RegExp.lastParen); // "24"

電話番号の抽出

const str = "電話番号: 03-1234-5678";

// パターン: 電話番号
const re = /電話番号: ([\d-]+)/;

// マッチング
re.exec(str);

// RegExp.lastParen: 電話番号
console.log(RegExp.lastParen); // "03-1234-5678"

HTML タグの属性抽出

const str = '<input type="text" name="username" value="John Doe">';

// パターン: 属性名、属性値
const re = /<.+? ([^>]+)="([^"]+)"/g;

// すべての属性をループ処理
while ((match = re.exec(str)) !== null) {
  const attrName = match[1];
  const attrValue = match[2];
  
  // 属性名と属性値を出力
  console.log(`属性名: ${attrName}`);
  console.log(`属性値: ${attrValue}`);
}


JavaScript RegExp.lastParen の代替方法

代わりに、以下の方法を使用することができます。

exec() メソッドの groups プロパティ

exec() メソッドの groups プロパティは、名前付きキャプチャグループで囲まれた部分文字列を配列で取得できます。

const str = "John Doe (123) 456-7890";

// パターン: 名前、電話番号
const re = /^(?<name>.+?) \((?<phone>\d+)\) (\d+-\d+)$/;

// マッチング
const match = re.exec(str);

// groups プロパティ: 名前、電話番号
console.log(match.groups); // {name: "John Doe", phone: "123"}

複数回の exec() メソッド呼び出し

exec() メソッドを繰り返し呼び出すことで、括弧で囲まれた部分文字列を個別に取得できます。

const str = "John Doe (123) 456-7890";

// パターン: 名前、電話番号
const re = /^(.+?) \((.+?)\) (\d+-\d+)$/;

let match;
let lastName;

// 最初のマッチング: 名前
match = re.exec(str);
if (match) {
  lastName = match[1];
}

// 2回目のマッチング: 電話番号
match = re.exec(str);
if (match) {
  const phone = match[2];
  
  // 最後の部分文字列: 電話番号
  console.log(phone); // "456-7890"
}

テンプレートリテラル

テンプレートリテラルを使用して、部分文字列を直接抽出できます。

const str = "John Doe (123) 456-7890";

// パターン: 名前、電話番号
const re = /^(?<name>.+?) \((?<phone>\d+)\) (\d+-\d+)$/;

// テンプレートリテラル: 名前、電話番号
const result = `${re.exec(str).groups.name} (${re.exec(str).groups.phone})`;

console.log(result); // "John Doe (123)"

これらの方法は、RegExp.lastParen よりも汎用性があり、将来のバージョンでも使用できます。




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source プロパティ は、RegExp オブジェクトのプロパティの一つで、正規表現のパターン文字列を取得するために使用されます。例:この例では、regExp という RegExp オブジェクトを作成し、source プロパティを使用して、そのオブジェクトのパターン文字列 "ab+c" を取得しています。



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