MariaDBでINSERT文を使いこなそう! サンプルコード付きでわかりやすく解説

2024-04-12

MariaDBにおけるINSERT - デフォルト値と重複値

MariaDBのINSERT文は、既存のテーブルに新しいレコードを挿入するために使用されます。INSERT文には、挿入する列と値を指定するためのさまざまなオプションがあります。このガイドでは、デフォルト値と重複値の処理に関するINSERT文のオプションについて説明します。

デフォルト値

テーブルの列にデフォルト値が設定されている場合、INSERT文でその列の値を明示的に指定しない場合、デフォルト値が使用されます。デフォルト値は、列定義時に設定されます。

例:

CREATE TABLE users (
  id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  email VARCHAR(255) NOT NULL DEFAULT '[email protected]',
  created_at DATETIME DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

上記の例では、email列のデフォルト値は'[email protected]'created_at列のデフォルト値は現在の時刻に設定されています。

INSERT文でemail列の値を明示的に指定しない場合、デフォルト値の'[email protected]'が使用されます。

INSERT INTO users (name) VALUES ('John Doe');

重複値

INSERT文で既存のテーブルに重複する値を挿入しようとすると、エラーが発生します。ただし、ON DUPLICATE KEY UPDATE句を使用すると、重複する値を持つレコードを更新することができます。

例:

INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]') ON DUPLICATE KEY UPDATE email = '[email protected]';

上記の例では、最初のINSERT文は成功しますが、2番目のINSERT文はエラーになります。しかし、ON DUPLICATE KEY UPDATE句を使用すると、2番目のINSERT文はemail列の値を'[email protected]'に更新します。

MariaDBのINSERT文は、デフォルト値と重複値の処理に関するさまざまなオプションを提供します。これらのオプションを理解することで、より効率的で正確なデータ挿入を行うことができます。



MariaDBにおけるINSERT - さまざまなサンプルコード

デフォルト値を使用したINSERT

この例では、デフォルト値を使用して新しいユーザーレコードをusersテーブルに挿入します。

INSERT INTO users (name) VALUES ('John Doe');

列名を指定したINSERT

この例では、列名を指定して新しいユーザーレコードをusersテーブルに挿入します。

INSERT INTO users (name, email, created_at) VALUES ('John Doe', '[email protected]', NOW());

プレースホルダを使用したINSERT

この例では、プレースホルダを使用して新しいユーザーレコードをusersテーブルに挿入します。

INSERT INTO users (name, email, created_at) VALUES (?, ?, ?);

-- 別途、プレースホルダに値をバインドする必要があります
SET @name = 'John Doe';
SET @email = '[email protected]';
SET @created_at = NOW();

PREPARE stmt INSERT INTO users (name, email, created_at) VALUES (?, ?, ?);
EXECUTE stmt USING @name, @email, @created_at;
DEALLOCATE PREPARE stmt;

ON DUPLICATE KEY UPDATEを使用したINSERT

この例では、ON DUPLICATE KEY UPDATE句を使用して、既存のレコードを更新します。

INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]') ON DUPLICATE KEY UPDATE email = '[email protected]';

SELECT文を使用したINSERT

この例では、SELECT文を使用して、既存のテーブルからデータを別のテーブルに挿入します。

INSERT INTO new_users (name, email)
SELECT name, email
FROM users;

INSERT ... SELECT ... INTO ...

この例では、INSERT ... SELECT ... INTO ...構文を使用して、既存のテーブルからデータを別のテーブルに挿入し、新しい列を計算します。

INSERT INTO new_users (name, email, created_at, last_login)
SELECT name, email, created_at, NOW() AS last_login
FROM users;

これらの例は、MariaDBのINSERT文の機能をほんの一例です。INSERT文の詳細については、MariaDBのドキュメントを参照してください。



MariaDBにおけるINSERT - その他の方法

INSERT ... IGNORE ...

このオプションを使用すると、重複する値を持つレコードを挿入しようとするとエラーが発生する代わりに、無視されます。

INSERT IGNORE INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');
INSERT IGNORE INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

上記の例では、最初のINSERT文は成功しますが、2番目のINSERT文は無視されます。

INSERT ... LOW_PRIORITY ...

このオプションを使用すると、INSERT操作が他の操作と競合した場合、優先順位が低くなります。

INSERT LOW_PRIORITY INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

INSERT ... MEDIUM_PRIORITY ...

このオプションを使用すると、INSERT操作が他の操作と競合した場合、デフォルトの優先順位になります。

INSERT MEDIUM_PRIORITY INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

INSERT ... HIGH_PRIORITY ...

このオプションを使用すると、INSERT操作が他の操作と競合した場合、優先順位が高くなります。

INSERT HIGH_PRIORITY INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

INSERT ... DELAYED ...

このオプションを使用すると、INSERT操作がキューに登録され、後で実行されます。

INSERT DELAYED INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

INSERT ... STRAIGHT_INSERT ...

このオプションを使用すると、INSERT操作が他の操作と競合しないように強制されます。

INSERT STRAIGHT_INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

INSERT ... FOR ...

このオプションを使用すると、INSERT操作を特定のデータベーススレーブに送信することができます。

INSERT FOR SLAVE 'slave1' INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');

これらのオプションは、特定の状況で役立つ場合があります。詳細については、MariaDBのドキュメントを参照してください。