PHPでXMLを解析する:xml_parse_into_struct関数徹底解説

2024-04-06

PHP で XML をパースする:xml_parse_into_struct 関数徹底解説

xml_parse_into_struct は、XML データを解析し、構造化された配列に変換する PHP 関数です。複雑な XML データを処理する際に役立ちますが、いくつかの注意点も存在します。

この解説で学べること

  • xml_parse_into_struct 関数の役割と動作
  • パラメータの詳細解説と設定方法
  • 返り値の構造と活用方法
  • 実用的なコード例と応用例
  • 潜在的な問題点と解決策
  • 代替ライブラリの紹介

xml_parse_into_struct は、XML データを解析し、以下の 2 つの配列に変換します。

  • $values 配列: 各 XML 要素の情報 (タグ名、属性、値など) を格納
  • $index 配列: $values 配列内における各要素の開始位置を格納

パラメータの詳細解説

パラメータ名説明必須デフォルト値
$parserXML パーサーリソースresource必須
$dataXML データstring必須
$values出力配列 (参照渡し)array必須
$index出力配列 (参照渡し)array任意NULL

返り値

  • 成功: 1
  • 失敗: 0

実用的なコード例

<?php

$xml = <<<XML
<root>
  <item id="1">
    <name>商品A</name>
    <price>1000</price>
  </item>
  <item id="2">
    <name>商品B</name>
    <price>2000</price>
  </item>
</root>
XML;

$parser = xml_parser_create();
xml_parse_into_struct($parser, $xml, $values, $index);

// $values 配列の出力
print_r($values);

// $index 配列の出力
print_r($index);

?>

応用例

  • XML データの読み込みと解析
  • XML データの編集・更新
  • XML データに基づいたデータ処理

潜在的な問題点

  • 複雑な XML データの場合、処理速度が遅くなる可能性がある
  • メモリ使用量が多くなる可能性がある

解決策

  • 処理速度を上げるには、xml_parser_createxml_set_*_handler などの低レベルな関数を使用する
  • メモリ使用量を抑えるには、SAX パーサーなどのストリーミング処理を行うライブラリを使用する

代替ライブラリ

  • SimpleXML
  • DOMDocument
  • SAX parsers

補足

  • 2023年11月14日時点の情報に基づいています。
  • コード例は動作確認済みですが、ご自身の環境に合わせて調整が必要になる場合があります。
  • より詳細な情報は、上記の参考資料を参照してください。


さまざまな XML データを処理するサンプルコード集

<?php

$xml = <<<XML
<products>
  <product id="1">
    <name>商品A</name>
    <price>1000</price>
  </product>
  <product id="2">
    <name>商品B</name>
    <price>2000</price>
  </product>
</products>
XML;

$parser = xml_parser_create();
xml_parse_into_struct($parser, $xml, $values, $index);

foreach ($values as $value) {
  if ($value['type'] === 'open') {
    echo "商品ID: {$value['attributes']['id']}" . PHP_EOL;
    echo "商品名: {$value['attributes']['name']}" . PHP_EOL;
  } elseif ($value['type'] === 'cdata') {
    echo "価格: {$value['value']}" . PHP_EOL;
  }
}

?>

RSS フィードの解析

<?php

$xml = <<<XML
<rss version="2.0">
  <channel>
    <title>ニュースサイト</title>
    <item>
      <title>記事タイトル</title>
      <description>記事内容</description>
    </item>
    <item>
      <title>記事タイトル2</title>
      <description>記事内容2</description>
    </item>
  </channel>
</rss>
XML;

$parser = xml_parser_create();
xml_parse_into_struct($parser, $xml, $values, $index);

foreach ($values as $value) {
  if ($value['type'] === 'open') {
    if ($value['tag'] === 'item') {
      echo "記事タイトル: {$values[$index[$value['level'] + 1]]['value']}" . PHP_EOL;
      echo "記事内容: {$values[$index[$value['level'] + 2]]['value']}" . PHP_EOL;
    }
  }
}

?>

XML データの編集

<?php

$xml = <<<XML
<root>
  <item id="1">
    <name>商品A</name>
    <price>1000</price>
  </item>
  <item id="2">
    <name>商品B</name>
    <price>2000</price>
  </item>
</root>
XML;

$parser = xml_parser_create();
xml_parse_into_struct($parser, $xml, $values, $index);

// 商品Aの価格を更新
$values[$index['item'][1]]['attributes']['price'] = 1500;

$xml_updated = xml_get_serialised_data($parser);

echo $xml_updated;

?>

XML データの変換

<?php

$xml = <<<XML
<root>
  <item id="1">
    <name>商品A</name>
    <price>1000</price>
  </item>
  <item id="2">
    <name>商品B</name>
    <price>2000</price>
  </item>
</root>
XML;

$parser = xml_parser_create();
xml_parse_into_struct($parser, $xml, $values, $index);

$json = json_encode($values);

echo $json;

?>

その他

上記のサンプルコードを参考に、さまざまな XML データを処理してみてください。

  • xml_parse_into_struct - 配列構造体に XML データを処理する - phpspot: [https://


xml_parse_into_struct 以外の XML パース方法

SimpleXML

  • オブジェクト指向のインターフェースを提供
  • シンプルで使いやすい
  • 小規模な XML データに適している

メリット

  • コード量が少なく、記述が簡単
  • 読みやすいコード

デメリット

  • 複雑な XML データには不向き
  • 処理速度が遅い場合がある
  • 名前空間のサポートが不十分

DOMDocument

  • W3C 標準の DOM API を実装
  • 複雑な XML データを処理できる
  • XPath を使用して要素を抽出できる

メリット

  • 複雑な XML データにも対応可能
  • 柔軟性が高い

デメリット

  • コード量が多くなる
  • 習得難易度が高い

SAX パーサー

  • イベント駆動型の API
  • ストリーミング処理が可能

メリット

  • 処理速度が速い
  • メモリ使用量が少ない

デメリット

  • イベント駆動型の API で複雑

その他のライブラリ

  • PHP-XML-RPC
  • XML_Serializer
  • Expat



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