PHPのxml_set_notation_decl_handler関数の使い方

2024-04-06

PHP の XML 関数 xml_set_notation_decl_handler 解説

用途

xml_set_notation_decl_handler は、以下の用途に使用できます。

  • 特定の表記法宣言に基づいて、独自処理を行う
  • 表記法宣言の内容を検証する
  • 表記法宣言に基づいて、データ構造を構築する

使用方法

xml_set_notation_decl_handler 関数は、以下の 2 つの引数を受け取ります。

  • parser: XML パーサーリソース
  • handler: コールバック関数

コールバック関数 は、以下の 5 つの引数を受け取ります。

  • name: 表記法の名前
  • base: システム識別子の基底URI
  • system_id: 外部エンティティのシステム識別子
  • public_id: 外部エンティティの公開識別子

以下のコード例は、xml_set_notation_decl_handler 関数を用いて、DTD 内の表記法宣言を処理する例です。

<?php

// XML パーサーを作成
$parser = xml_parser_create();

// コールバック関数を定義
function notation_decl_handler($parser, $name, $base, $system_id, $public_id) {
  echo "表記法名: " . $name . PHP_EOL;
  echo "システム識別子: " . $system_id . PHP_EOL;
  echo "公開識別子: " . $public_id . PHP_EOL;
}

// コールバック関数を設定
xml_set_notation_decl_handler($parser, 'notation_decl_handler');

// XML ファイルを解析
$fp = fopen('example.xml', 'r');
while ($data = fread($fp, 4096)) {
  xml_parse($parser, $data, feof($fp));
}

// XML パーサーを解放
xml_parser_free($parser);

fclose($fp);

?>

このコード例では、notation_decl_handler という名前のコールバック関数を定義し、xml_set_notation_decl_handler 関数で設定しています。このコールバック関数は、DTD 内の表記法宣言が検出されるたびに呼び出され、表記法名、システム識別子、公開識別子などの情報を出力します。

xml_set_notation_decl_handler 関数に関する詳細情報は、以下の PHP マニュアルを参照してください。

  • XML に関するチュートリアルや解説記事も多数公開されています。必要に応じて、これらの情報も活用してください。

関連キーワード

  • PHP
  • XML
  • DTD
  • 表記法宣言
  • コールバック関数


PHP の xml_set_notation_decl_handler 関数を使ったサンプルコード

表記法宣言に基づいて、独自処理を行う

<?php

// XML パーサーを作成
$parser = xml_parser_create();

// コールバック関数を定義
function notation_decl_handler($parser, $name, $base, $system_id, $public_id) {
  if ($name === 'image') {
    // 画像ファイルを読み込む
    $image = file_get_contents($system_id);

    // 画像を表示する
    echo '<img src="data:image/png;base64,' . base64_encode($image) . '" />';
  }
}

// コールバック関数を設定
xml_set_notation_decl_handler($parser, 'notation_decl_handler');

// XML ファイルを解析
$fp = fopen('example.xml', 'r');
while ($data = fread($fp, 4096)) {
  xml_parse($parser, $data, feof($fp));
}

// XML パーサーを解放
xml_parser_free($parser);

fclose($fp);

?>

example.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE example SYSTEM "example.dtd">

<example>
  <image system-id="image.png"/>
</example>

example.dtd

<!ENTITY % image SYSTEM "image.dtd">

%image;

<!NOTATION image SYSTEM "image.png">

表記法宣言の内容を検証する

このサンプルコードでは、notation_decl_handler コールバック関数を使用して、DTD 内で定義された表記法宣言の内容を検証する処理を行っています。

<?php

// XML パーサーを作成
$parser = xml_parser_create();

// コールバック関数を定義
function notation_decl_handler($parser, $name, $base, $system_id, $public_id) {
  // 表記法名の検証
  if (!preg_match('/^[a-zA-Z0-9]+$/', $name)) {
    xml_error_string($parser);
    exit;
  }

  // システム識別子の検証
  if (!filter_var($system_id, FILTER_VALIDATE_URL)) {
    xml_error_string($parser);
    exit;
  }
}

// コールバック関数を設定
xml_set_notation_decl_handler($parser, 'notation_decl_handler');

// XML ファイルを解析
$fp = fopen('example.xml', 'r');
while ($data = fread($fp, 4096)) {
  xml_parse($parser, $data, feof($fp));
}

// XML パーサーを解放
xml_parser_free($parser);

fclose($fp);

?>

example.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE example SYSTEM "example.dtd">

<example>
  <image system-id="image.png"/>
</example>

example.dtd

<!ENTITY % image SYSTEM "image.dtd">

%image;

<!NOTATION image SYSTEM "image.png">

表記法宣言に基づいて、データ構造を構築する

このサンプルコードでは、notation_decl_handler コールバック関数を使用して、DTD 内で定義された表記法宣言に基づいて、データ構造を構築する処理を行っています。

<?php

// XML パーサーを作成
$parser = xml_parser_create();

// データ構造を格納する配列
$data = array();

// コールバック関数を定義
function notation_decl_handler($parser, $name, $base, $system_id, $public_id) {
  global $data;

  // 表記法名に基づいて、データ構造を構築
  switch ($name) {
    case 'image':
      $data['image'] = array(
        'system_id' => $system_id,
        'public_id' => $public_id,
      );
      break;
  }
}

// コールバック


PHP で XML の表記法宣言を処理する他の方法

xml_parse_external_entity 関数は、外部エンティティを解析するために使用できます。この関数を使用して、DTD 内で定義された表記法宣言を含む外部エンティティを解析することで、表記法宣言の内容を取得することができます。

<?php

// XML パーサーを作成
$parser = xml_parser_create();

// 外部エンティティを解析
xml_parse_external_entity($parser, 'example.dtd');

// XML パーサーを解放
xml_parser_free($parser);

?>

example.dtd

<!ENTITY % image SYSTEM "image.dtd">

%image;

<!NOTATION image SYSTEM "image.png">

SAX パーサーは、イベント駆動型の XML パーサーです。SAX パーサーを使用して、DTD 内で定義された表記法宣言を含む XML ファイルを解析することで、表記法宣言の内容を取得することができます。

<?php

// SAX パーサーを作成
$parser = new SAXParser();

// イベントハンドラを設定
$parser->setContentHandler(new MyContentHandler());

// XML ファイルを解析
$parser->parse('example.xml');

?>

MyContentHandler.php

<?php

class MyContentHandler implements ContentHandler {

  public function startElement($name, $attributes) {
    if ($name === 'notation') {
      // 表記法宣言の内容を取得
      $name = $attributes['name'];
      $system_id = $attributes['system-id'];
      $public_id = $attributes['public-id'];

      // 処理を行う
    }
  }

}

?>

DOM パーサーは、ツリー構造で XML を表現する DOM オブジェクトを生成するために使用できます。DOM オブジェクトを使用して、DTD 内で定義された表記法宣言を含む XML ファイルを解析することで、表記法宣言の内容を取得することができます。

<?php

// DOM パーサーを作成
$doc = new DOMDocument();

// XML ファイルを解析
$doc->load('example.xml');

// 表記法宣言を取得
$notations = $doc->getElementsByTagName('notation');

foreach ($notations as $notation) {
  // 表記法宣言の内容を取得
  $name = $notation->getAttribute('name');
  $system_id = $notation->getAttribute('system-id');
  $public_id = $notation->getAttribute('public-id');

  // 処理を行う
}

?>

example.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE example SYSTEM "example.dtd">

<example>
  <!NOTATION image SYSTEM "image.png">
</example>

xml_set_notation_decl_handler 関数は、DTD 内の表記法宣言を処理するための便利な関数です。しかし、他にもいくつかの方法がありますので、状況に応じて最適な方法を選択してください。




PHPでXMLを読み込む:readOuterXml() 関数 vs DOMDocument::loadXML() vs SimpleXMLElement::loadXML()

このチュートリアルでは、readOuterXml() 関数の詳細な解説と、実際のコード例を通して、その使用方法を分かりやすく説明します。目次readOuterXml() 関数の概要 機能 戻り値 使用例機能戻り値使用例readOuterXml() 関数の詳細 動作 属性の扱い 名前空間の扱い エラー処理



サンプルコード満載!PHPでXSLTProcessor::__constructを使いこなす

XSLT は、XML 文書を変換するためのスタイルシート言語です。XSLT スタイルシートは、XML 文書内の要素をどのように処理し、出力するかを定義します。XSLT を使用することで、XML 文書を HTML、テキスト、PDF などのさまざまな形式に変換することができます。


PHPでXMLをXSLTを使って変換する際に役立つXSLTProcessor::setParameter関数

XSLTProcessor::setParameter関数は、XSLTスタイルシート内で使用するパラメータの値を設定するために使用されます。このパラメータは、スタイルシート内のXSLT式で使用して、XML文書の処理方法を動的に制御することができます。


PHPにおけるxml_set_unparsed_entity_decl_handler関数の使い方

xml_set_unparsed_entity_decl_handler関数は、XMLパーサーがエンティティ宣言を処理する際に呼び出されるハンドラー関数を設定します。エンティティ宣言とは、XML文書内で使用される特殊文字や記号を定義するものです。


PHPにおけるXMLWriter::writeAttributeの使い方

XMLWriter::writeAttribute は、PHPのXMLライブラリにおいて、XML文書に属性を追加するための関数です。属性は、要素の追加情報や特性を記述するために使用されます。使用方法XMLWriter::writeAttributeは以下の形式で使用します。



PHPで文字列の末尾にある空白をスッキリ削除! rtrim 関数の使い方とサンプルコード

使い方string: 処理対象の文字列characters (オプション): 削除したい空白文字の種類。省略した場合、以下の空白文字が削除されます。 スペース () タブ (\t) 改行 (\n) 水平タブ (\x0B) NULL文字 (\0)


PHPでXMLをXSLTを使って変換する際に役立つXSLTProcessor::setParameter関数

XSLTProcessor::setParameter関数は、XSLTスタイルシート内で使用するパラメータの値を設定するために使用されます。このパラメータは、スタイルシート内のXSLT式で使用して、XML文書の処理方法を動的に制御することができます。


mb_encode_mimeheader 関数のサンプルコード

mb_encode_mimeheader の役割メールヘッダーには、送信者、受信者、件名など、メールに関する様々な情報が含まれます。これらの情報は、ASCIIと呼ばれる7ビット文字コードでエンコードされることが一般的です。しかし、日本語などのマルチバイト文字は、ASCII では表現できないため、別のエンコード方式が必要になります。


PHP エンコーディングと mb_strwidth 関数:マルチバイト文字列の幅を正確に測定する方法

エンコーディングは、文字列をバイト列に変換する方法を定義します。使用されるエンコーディングによって、マルチバイト文字が占めるバイト数は異なります。mb_strwidth 関数は、指定されたエンコーディングに基づいて文字列の幅を計算するため、正確な結果を得るためには適切なエンコーディングを指定することが重要です。


PHPで安全に文字列を出力する!htmlspecialcharsとその他のエンコード方法

htmlspecialchars は、以下の特殊文字を HTML エンティティに変換します。& は &amp; に変換されます。" は &quot; に変換されます。' は &#39; に変換されます。< は &lt; に変換されます。これらの特殊文字は、HTML の構文解析に影響を与えたり、悪意のあるコードを実行するために使用されたりする可能性があります。htmlspecialchars を使用することで、これらの文字をエンティティに変換し、安全に HTML に出力することができます。