PHPにおけるxml_set_unparsed_entity_decl_handler関数の使い方

2024-04-02

PHPにおけるxml_set_unparsed_entity_decl_handler解説

xml_set_unparsed_entity_decl_handler関数は、XMLパーサーがエンティティ宣言を処理する際に呼び出されるハンドラー関数を設定します。エンティティ宣言とは、XML文書内で使用される特殊文字や記号を定義するものです。

この関数を使うメリット

  • エンティティ宣言を処理する独自のコードを実装できます。
  • XML文書の検証をより詳細に制御できます。
  • 特殊文字や記号を独自の方法で処理できます。

使い方

bool xml_set_unparsed_entity_decl_handler(resource $parser, callable $handler)

引数

  • $parser: XMLパーサーリソース
  • $handler: ハンドラー関数

ハンドラー関数は以下の4つの引数を受け取ります。

  • $entity_name: エンティティ名
  • $base: ベースURI
  • $system_id: システムID

ハンドラー関数の戻り値

ハンドラー関数は以下のいずれかの値を返す必要があります。

  • TRUE: エンティティ宣言を処理成功
  • FALSE: エンティティ宣言の処理失敗

<?php

function handler($parser, $entity_name, $base, $system_id) {
  echo "エンティティ名: $entity_name" . PHP_EOL;
  echo "ベースURI: $base" . PHP_EOL;
  echo "システムID: $system_id" . PHP_EOL;

  return TRUE;
}

$parser = xml_parser_create();

xml_set_unparsed_entity_decl_handler($parser, 'handler');

$xml_data = <<<XML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE doc SYSTEM "example.dtd">
<doc>
  <title>Example Document</title>
</doc>
XML;

xml_parse($parser, $xml_data);

?>

この例では、エンティティ宣言が処理されるたびにhandler関数が呼び出されます。handler関数はエンティティ名、ベースURI、システムIDを出力します。

  • xml_set_unparsed_entity_decl_handler関数は、高度な機能です。必要がない場合は使用しないことをお勧めします。
  • エンティティ宣言を処理する際は、セキュリティ対策を講じる必要があります。


さまざまなエンティティ宣言処理サンプルコード

<?php

function handler($parser, $entity_name, $base, $system_id) {
  echo "エンティティ名: $entity_name" . PHP_EOL;
  echo "システムID: $system_id" . PHP_EOL;

  return TRUE;
}

$parser = xml_parser_create();

xml_set_unparsed_entity_decl_handler($parser, 'handler');

$xml_data = <<<XML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE doc SYSTEM "example.dtd">
<doc>
  <title>Example Document</title>
</doc>
XML;

xml_parse($parser, $xml_data);

?>

エンティティの内容を独自の方法で処理する

<?php

function handler($parser, $entity_name, $base, $system_id) {
  $content = file_get_contents($system_id);

  // エンティティの内容を処理する独自のコード

  return TRUE;
}

$parser = xml_parser_create();

xml_set_unparsed_entity_decl_handler($parser, 'handler');

$xml_data = <<<XML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE doc SYSTEM "example.dtd">
<doc>
  <title>Example Document</title>
</doc>
XML;

xml_parse($parser, $xml_data);

?>

特定のエンティティ宣言を処理しない

<?php

function handler($parser, $entity_name, $base, $system_id) {
  if ($entity_name === 'my-entity') {
    return FALSE;
  }

  return TRUE;
}

$parser = xml_parser_create();

xml_set_unparsed_entity_decl_handler($parser, 'handler');

$xml_data = <<<XML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE doc SYSTEM "example.dtd">
<doc>
  <title>Example Document</title>
  <my-entity>&amp;entity1;</my-entity>
</doc>
XML;

xml_parse($parser, $xml_data);

?>

エンティティ宣言を検証する

<?php

function handler($parser, $entity_name, $base, $system_id) {
  if (!validate_entity_declaration($entity_name, $system_id)) {
    return FALSE;
  }

  return TRUE;
}

function validate_entity_declaration($entity_name, $system_id) {
  // エンティティ宣言の検証を行うコード

  return TRUE;
}

$parser = xml_parser_create();

xml_set_unparsed_entity_decl_handler($parser, 'handler');

$xml_data = <<<XML
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE doc SYSTEM "example.dtd">
<doc>
  <title>Example Document</title>
</doc>
XML;

xml_parse($parser, $xml_data);

?>


xml_set_unparsed_entity_decl_handler 以外のエンティティ宣言処理方法

xml_set_external_entity_ref_handler 関数を使う

この関数は、外部エンティティ参照が処理される際に呼び出されるハンドラー関数を設定します。ハンドラー関数内でエンティティ宣言を処理することができます。

xml_entity_parser_create 関数を使う

この関数は、エンティティ宣言を含むXML文書を解析するための専用のパーサーを作成します。

SAX パーサーは、イベント駆動型のXMLパーサーです。エンティティ宣言を含むXML文書を解析する際に、エンティティ宣言処理用のイベントハンドラーを設定することができます。

DOMDocument クラスは、XML文書をDOMツリーとして表現するクラスです。エンティティ宣言を含むXML文書を解析する際に、エンティティ宣言ノードを操作することができます。

それぞれの方法のメリットとデメリット

方法メリットデメリット
xml_set_unparsed_entity_decl_handler処理が比較的簡単詳細な制御が難しい
xml_set_external_entity_ref_handler詳細な制御が可能処理が複雑になる
xml_entity_parser_createエンティティ宣言処理に特化している使用方法が複雑
SAX パーサーイベント駆動型で処理効率が良い設定が複雑になる
DOMDocument クラスDOMツリーを操作しやすい処理速度が遅い
  • 処理が比較的簡単な場合は、xml_set_unparsed_entity_decl_handler 関数を使うのがおすすめです。
  • 詳細な制御が必要な場合は、xml_set_external_entity_ref_handler 関数や SAX パーサーを使うのがおすすめです。
  • エンティティ宣言を含むXML文書を解析するだけの場合は、xml_entity_parser_create 関数を使うのがおすすめです。
  • DOMツリーを操作したい場合は、DOMDocument クラスを使うのがおすすめです。



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