「smallint」型でデータベースを軽量化:PostgreSQLにおけるメモリとストレージの節約

2024-05-24

PostgreSQLにおける数値データ型「smallint」の詳細解説

smallintは、PostgreSQLで提供される数値データ型の一つであり、-32,768 から 32,767までの整数を格納することができます。主に、ディスク容量の節約や、メモリ使用量の削減が必要とされる場面で使用されます。

特性

  • 整数のみを格納: 小数点以下の値は保持できません。
  • データサイズ: 2バイト
  • 処理速度: 比較的高速
  • 用途:
    • 商品ID、顧客ID、注文番号など、比較的狭い範囲の整数を扱う場合
    • データ量が多く、ストレージ容量を節約したい場合
    • 処理速度が重要となる場面

利点

  • 省メモリ: 整数のみを扱うため、メモリ使用量を節約できます。
  • 高速処理: 比較的軽量なデータ型であるため、処理速度が速くなります。
  • ストレージ効率: データサイズが小さいため、ストレージ容量を節約できます。

欠点

  • 表現範囲: 表現できる整数の範囲が限られています。
  • 精度: 小数点以下の値を扱うことはできません。

その他の数値データ型との比較

データ型説明サイズ許容範囲用途
smallint整数2バイト-32,768 ~ 32,767商品ID、顧客IDなど、比較的狭い範囲の整数
integer整数4バイト-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647一般的な整数値
bigint整数8バイト-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807非常に大きな整数值
numeric固定小数点最大1000桁-10^303 ~ 10^303高精度な計算が必要な場面
real単精度浮動小数点4バイト-3.402823e+38 ~ 3.402823e+38ある程度の精度で小数点以下の値を扱う必要がある場面
double precision倍精度浮動小数点8バイト-1.797693e+308 ~ 1.797693e+308より高い精度で小数点以下の値を扱う必要がある場面

CREATE TABLE products (
  product_id smallint PRIMARY KEY,
  product_name varchar(255) NOT NULL,
  price integer NOT NULL
);

上記の例では、productsテーブルにproduct_idというsmallint型の列を作成しています。この列は、商品のIDを格納するために使用されます。

smallintは、メモリ使用量やストレージ容量を節約したい場合に適した数値データ型です。しかし、表現できる整数の範囲が限られていることに注意する必要があります。データ型を選択する際には、データの特性と要件を考慮することが重要です。



    PostgreSQLにおける「smallint」型を使用したサンプルコード

    表の作成

    CREATE TABLE products (
      product_id smallint PRIMARY KEY,
      product_name varchar(255) NOT NULL,
      price integer NOT NULL
    );
    

    このコードは、productsという名前の表を作成します。この表には、product_id (商品ID)、product_name (商品名)、price (価格) の3つの列があります。product_id列はsmallint型で、主キーとして定義されています。

    データの挿入

    INSERT INTO products (product_id, product_name, price)
    VALUES
      (1, 'T-Shirt', 15),
      (2, 'Jeans', 35),
      (3, 'Shoes', 50);
    

    このコードは、products表に3つのレコードを挿入します。各レコードには、商品ID、商品名、価格が含まれています。

    データの検索

    SELECT product_id, product_name, price
    FROM products
    WHERE price < 30;
    

    このコードは、価格が30未満のすべての商品を検索します。結果は、商品ID、商品名、価格の順に表示されます。

    データの更新

    UPDATE products
    SET price = price + 10
    WHERE product_id = 2;
    

    このコードは、product_idが2の商品レコードの価格を10増額します。

    データの削除

    DELETE FROM products
    WHERE product_name = 'Shoes';
    

    このコードは、product_nameが'Shoes'の商品レコードを削除します。

    上記はほんの一例であり、smallint型を使用して実行できる操作は他にもたくさんあります。詳細については、PostgreSQLのドキュメントを参照してください。



      PostgreSQLにおける「smallint」型のその他の使用方法

      smallint型は、主キーとしてユニークな整数を格納するのに適しています。例えば、顧客IDや商品IDなどの列で使用できます。

      CREATE TABLE customers (
        customer_id smallint PRIMARY KEY,
        customer_name varchar(255) NOT NULL,
        email varchar(255) NOT NULL
      );
      

      上記の例では、customersという名前の表を作成し、customer_id列をsmallint型の主キーとして定義しています。

      外部キーとしての使用

      smallint型は、参照整合性を維持するために外部キーとして使用することもできます。

      CREATE TABLE orders (
        order_id smallint PRIMARY KEY,
        customer_id smallint NOT NULL,
        order_date date NOT NULL,
        FOREIGN KEY (customer_id) REFERENCES customers(customer_id)
      );
      

      上記の例では、ordersという名前の表を作成し、customer_id列をsmallint型の外部キーとして定義しています。この外部キーは、customers表のcustomer_id列を参照します。

      制約の定義

      smallint型は、列に制約を定義するために使用することもできます。例えば、値の範囲を制限したり、デフォルト値を設定したりすることができます。

      CREATE TABLE products (
        product_id smallint PRIMARY KEY,
        product_name varchar(255) NOT NULL,
        price integer NOT NULL,
        stock_quantity smallint CHECK (stock_quantity >= 0)
      );
      

      上記の例では、productsという名前の表を作成し、stock_quantity列にsmallint型を使用して制約を定義しています。この制約は、stock_quantity列の値が0以上であることを保証します。

      集計関数の使用

      smallint型は、COUNTSUMAVGなどの集計関数で使用することができます。

      SELECT COUNT(*) AS total_products
      FROM products;
      
      SELECT SUM(price) AS total_price
      FROM products;
      
      SELECT AVG(price) AS average_price
      FROM products;
      

      上記の例では、products表に対して集計関数を使用しています。

      演算子の使用

      smallint型は、加算、減算、乗算、除算などの演算子で使用することができます。

      SELECT product_id, product_name, price * 0.1 AS discounted_price
      FROM products;
      

      上記の例では、products表の価格に0.1を乗算して割引価格を計算しています。

      smallint型は、PostgreSQLで提供される汎用性の高い数値データ型です。メモリ使用量やストレージ容量を節約したい場合に適していますが、表現できる整数の範囲が限られていることに注意する必要があります。データ型を選択する際には、データの特性と要件を考慮することが重要です。




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