QFontDatabase::removeAllApplicationFonts()関数でQt GUIアプリケーションのフォントを管理する

2024-05-12

Qt GUIにおけるQFontDatabase::removeAllApplicationFonts()の解説

関数の動作

removeAllApplicationFonts()関数は、以下の処理を実行します。

  1. アプリケーション固有のすべてのフォントIDをリストアップします。
  2. 各フォントIDに対して、removeApplicationFont()関数を呼び出してフォントをアンロードします。
  3. すべてのフォントがアンロードされたら、trueを返します。
  4. アンロードに失敗した場合は、falseを返します。

関数の利点

removeAllApplicationFonts()関数は、以下の利点があります。

  • アプリケーション終了時に、アプリケーション固有のフォントを自動的にアンロードすることができます。
  • アプリケーションが使用するフォントの数を減らすことで、メモリ使用量を節約することができます。
  • アプリケーション固有のフォントが不要になった場合、この関数を使用して削除することができます。

関数の注意点

removeAllApplicationFonts()関数は、以下の点に注意する必要があります。

  • この関数は、アプリケーションが実行されている間のみ有効です。アプリケーションが終了すると、アンロードされたフォントは再び利用可能になります。
  • この関数は、removeApplicationFont()関数と同様に、フォントが使用されている場合はアンロードできない場合があります。
  • この関数は、システムフォントや他のアプリケーションによって追加されたフォントには影響を与えません。

関数の例

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // アプリケーション固有のフォントを追加する
  QFontDatabase::addApplicationFont("myfont.ttf");

  // ... アプリケーションのコード ...

  // アプリケーション終了時に、アプリケーション固有のフォントをアンロードする
  QFontDatabase::removeAllApplicationFonts();

  return app.exec();
}

QFontDatabase::removeAllApplicationFonts()関数は、Qt GUIアプリケーションでアプリケーション固有のフォントを管理するのに役立つ便利な関数です。この関数を適切に使用することで、メモリ使用量を節約し、アプリケーションのフォント管理を簡素化することができます。



Qt GUIにおけるQFontDatabase::removeAllApplicationFonts()関数のサンプルコード

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // ... アプリケーションのコード ...

  // アプリケーション終了時に、アプリケーション固有のフォントをアンロードする
  QFontDatabase::removeAllApplicationFonts();

  return app.exec();
}

例2:特定のフォントIDのフォントをアンロードする

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // アプリケーション固有のフォントを追加する
  QFontDatabase::addApplicationFont("myfont.ttf");

  // フォントIDを取得する
  int fontID = QFontDatabase::applicationFontId("myfont.ttf");

  // 特定のフォントIDのフォントをアンロードする
  QFontDatabase::removeApplicationFont(fontID);

  // ... アプリケーションのコード ...

  return app.exec();
}

例3:すべてのアプリケーション固有フォントをアンロードし、その後フォントを再読み込みする

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // アプリケーション固有のフォントを追加する
  QFontDatabase::addApplicationFont("myfont.ttf");

  // ... アプリケーションのコード ...

  // すべてのアプリケーション固有フォントをアンロードする
  QFontDatabase::removeAllApplicationFonts();

  // フォン  トデータベースを再読み込みする
  QFontDatabase::initialize();

  // ... アプリケーションのコード ...

  return app.exec();
}

これらの例はあくまでも参考例であり、状況に応じてコードを適宜変更する必要があります。

その他のリソース

  • Qt GUI に関する書籍や記事

注意事項

上記の情報は、2024年5月11日時点のものです。Qtの最新バージョンでは、関数の挙動やAPIが変更されている可能性があります。最新の情報については、Qtの公式ドキュメントを参照してください。



他の方法:Qt GUIでアプリケーション固有のフォントを管理する方法

個別にフォントをアンロードする

QFontDatabase::removeApplicationFont()関数を使用して、個別にフォントをアンロードすることができます。この方法は、特定のフォントのみをアンロードしたい場合に役立ちます。

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // アプリケーション固有のフォントを追加する
  QFontDatabase::addApplicationFont("myfont.ttf");

  // フォントIDを取得する
  int fontID = QFontDatabase::applicationFontId("myfont.ttf");

  // 特定のフォントIDのフォントをアンロードする
  QFontDatabase::removeApplicationFont(fontID);

  // ... アプリケーションのコード ...

  return app.exec();
}

QResource を使用する

QResourceクラスを使用して、アプリケーション固有のフォントをリソースとして埋め込むことができます。この方法は、フォントファイルをアプリケーションにバンドルしたい場合に役立ちます。

#include <QApplication>
#include <QResource>
#include <QFont>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // フォントファイルをリソースとして埋め込む
  QResource res(":/fonts/myfont.ttf");

  // リソースからフォントを作成する
  QFont font(res.fileName());

  // フォントをアプリケーションで使用  する
  // ...

  return app.exec();
}

QFontDatabase::applicationFontIds()関数を使用して、アプリケーション固有のすべてのフォントIDを取得することができます。この方法は、すべてのアプリケーション固有フォントをループ処理してアンロードしたい場合に役立ちます。

#include <QApplication>
#include <QFontDatabase>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // アプリケーション固有のすべてのフォントIDを取得する
  QList<int> fontIDs = QFontDatabase::applicationFontIds();

  // 各フォントIDに対して、フォントをアンロードする
  for (int fontID : fontIDs) {
    QFontDatabase::removeApplicationFont(fontID);
  }

  // ... アプリケーションのコード ...

  return app.exec();
}

どの方法を使用するかは、状況によって異なります。 上記の例を参考に、自分に合った方法を選択してください。

注意事項

上記の情報は、2024年5月11日時点のものです。Qtの最新バージョンでは、関数の挙動やAPIが変更されている可能性があります。最新の情報については、Qtの公式ドキュメントを参照してください。




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