QPlainTextEdit::tabStopDistance プロパティを使ったサンプルコード

2024-04-02

QPlainTextEdit::tabStopDistance プロパティの詳細解説

デフォルト値:

デフォルトでは、tabStopDistance は 80 ピクセル に設定されています。つまり、タブ文字が挿入されると、カーソルは 80 ピクセル右に移動します。

設定方法:

tabStopDistance プロパティは、以下の 2 つの方法で設定できます。

  1. コードによる設定:
QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
textEdit->setTabStopDistance(40);
  1. Qt Designer による設定:

  2. Qt Designer で QPlainTextEdit ウィジェットをフォームに追加します。

  3. ウィジェットのプロパティエディタを開きます。

  4. "tabStopDistance" プロパティを見つけ、目的の値を入力します。

影響を受ける機能:

tabStopDistance プロパティは、以下の機能に影響を与えます。

  • タブキーの動作: タブキーを押すと、カーソルは tabStopDistance で設定された距離だけ右に移動します。
  • 自動インデント: 自動インデント機能が有効の場合、各行の先頭には tabStopDistance で設定された距離分の空白が挿入されます。
  • 選択範囲の計算: 選択範囲をドラッグすると、選択範囲の幅は tabStopDistance で設定された距離に基づいて計算されます。

注意事項:

  • tabStopDistance プロパティは、フォントサイズに依存しません。つまり、フォントサイズを変更しても、タブストップ距離は変化しません。
  • tabStopDistance プロパティは、ピクセル単位で設定されます。他の単位で設定したい場合は、適切な変換を行う必要があります。

例:

以下の例は、tabStopDistance プロパティを使用して、タブストップ距離を 40 ピクセルに設定する方法を示しています。

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
textEdit->setTabStopDistance(40);

// テキストを入力
textEdit->setPlainText("This is some text.\tAnd this is more text.");

// カーソル位置を確認
QTextCursor cursor = textEdit->textCursor();
int position = cursor.position();

// カーソルは 40 ピクセル右に移動していることを確認
Q_ASSERT(position == 40);


QPlainTextEdit::tabStopDistance プロパティを使ったサンプルコード

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
textEdit->setTabStopDistance(40);

// テキストを入力
textEdit->setPlainText("This is some text.\tAnd this is more text.");

// カーソル位置を確認
QTextCursor cursor = textEdit->textCursor();
int position = cursor.position();

// カーソルは 40 ピクセル右に移動していることを確認
Q_ASSERT(position == 40);

タブキーを使ってカーソルを移動する

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// テキストを入力
textEdit->setPlainText("This is some text.\nAnd this is more text.");

// カーソルを行頭に移動
QTextCursor cursor = textEdit->textCursor();
cursor.setPositionAtStartOfLine();
textEdit->setTextCursor(cursor);

// タブキーを押すと、カーソルは 40 ピクセル右に移動
textEdit->keyPress(Qt::Key_Tab);

// カーソル位置を確認
int position = cursor.position();

// カーソルは 40 ピクセル右に移動していることを確認
Q_ASSERT(position == 40);

自動インデント機能を使ってコードを入力する

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// 自動インデント機能を有効にする
textEdit->setAutoIndent(true);

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
textEdit->setTabStopDistance(40);

// コードを入力
textEdit->setPlainText("def function(x):\n\tprint(x)");

// 各行の先頭に 40 ピクセルの空白が挿入されていることを確認
QString text = textEdit->toPlainText();
QStringList lines = text.split("\n");
for (QString line : lines) {
    Q_ASSERT(line.startsWith(" "));
    Q_ASSERT(line.length() >= 40);
}

選択範囲をドラッグして選択する

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// テキストを入力
textEdit->setPlainText("This is some text. And this is more text.");

// マウスを使って "And" を選択
QTextCursor cursor = textEdit->textCursor();
cursor.setPosition(10);
cursor.movePosition(QTextCursor::Right, QTextCursor::Word);
textEdit->setTextCursor(cursor);

// マウスボタンを押しながら右にドラッグ
textEdit->mousePressEvent(QMouseEvent(QEvent::MouseButtonPress, QPoint(10, 10), Qt::LeftButton, Qt::NoModifier));
textEdit->mouseMoveEvent(QMouseEvent(QEvent::MouseMove, QPoint(50, 10), Qt::LeftButton, Qt::NoModifier));
textEdit->mouseReleaseEvent(QMouseEvent(QEvent::MouseButtonRelease, QPoint(50, 10), Qt::LeftButton, Qt::NoModifier));

// 選択範囲を確認
QString selectedText = textEdit->selectedText();

// "And" が選択されていることを確認
Q_ASSERT(selectedText == "And");

タブストップ距離をフォントサイズに合わせて調整する

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// フォントサイズを 12 ポイントに設定
textEdit->setFont(QFont("Arial", 12));

// タブストップ距離をフォントサイズの 4 倍に設定
textEdit->setTabStopDistance(QFontMetrics(textEdit->font()).width(" ") * 4);

// テキストを入力
textEdit->setPlainText("This is some text.\tAnd this is more text.");

// 各行の先頭に 48 ピクセルの空白が挿入されていることを確認
QString text = textEdit->toPlainText();
QStringList lines = text.split("\n");
for (QString line : lines) {
    Q_ASSERT(line.startsWith(" "));
    Q_ASSERT(line.length() >= 48);
}

これらのサンプルコードは、QPlainTextEdit::tabStopDistance プロパティの使用方法を理解するのに役立ちます。



QPlainTextEdit::tabStopDistance プロパティを設定するその他の方法

コードによる設定:

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
textEdit->setTabStopDistance(40);

QSettings を使用:

QSettings settings;

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
settings.setValue("tabStopDistance", 40);

// 設定を適用
textEdit->readSettings(settings);

QStyleOptionViewItem を使用:

QPlainTextEdit *textEdit = new QPlainTextEdit();

QStyleOptionViewItem option;
option.initFrom(textEdit);

// タブストップ距離を 40 ピクセルに設定
option.tabStopDistance = 40;

// 設定を適用
textEdit->style()->drawControl(QStyle::CE_ItemViewItem, &option, textEdit);

これらの方法は、Qt Designer を使用できない場合や、より柔軟な設定が必要な場合に役立ちます。

その他の方法:

  • QPlainTextEdit::setTabStopWidth() を使用して、タブストップ幅をピクセル単位で設定できます。
  • QPlainTextEdit::setTabStopCharacter() を使用して、タブ文字として使用する文字を設定できます。
  • QPlainTextEdit::setUseTabs() を使用して、タブ文字を使用するか、空白文字を使用するかを設定できます。



Qt GUI でカスタム元に戻す/やり直す操作を作成する

redoText() 関数は、以下のプロトタイプを持っています。この関数は、スタックの先頭のやり直し操作のテキストを QString オブジェクトとして返します。スタックにやり直し操作がない場合は、空の文字列が返されます。以下のコードは、QUndoStack クラスと redoText() 関数の使用方法を示しています。



Qt GUI アプリケーションにおけるフォーカス管理:QWindow::focusObjectChanged() シグナルの徹底解説

QWindow::focusObjectChanged() は、Qt GUI アプリケーションにおける重要なシグナルの一つです。これは、フォーカスを受け取るオブジェクトが変更されたときに発生し、開発者がそれに応じて適切な処理を行うための機能を提供します。


画像の歪み、回転、透視変換... 全部できる! QTransform::quadToQuad() のサンプルコード集

quad1: 変換前の四角形の頂点座標を格納する QPolygonF 型のオブジェクトquad2: 変換後の四角形の頂点座標を格納する QPolygonF 型のオブジェクトtransform: 変換行列を格納する QTransform 型のオブジェクト


Qt GUIにおけるQRgbaFloatクラスの解説

QRgbaFloatクラスは以下の4つの要素で構成されています。red: 赤色の成分を表す浮動小数点数green: 緑色の成分を表す浮動小数点数blue: 青色の成分を表す浮動小数点数alpha: 透明度を表す浮動小数点数各要素は0. 0から1


Qt GUI プログラミングにおける QWindow::filePath() 関数の重要性

宣言: QString filePath() const戻り値: ウィンドウに関連付けられたファイルパス。ファイルパスが存在しない場合は空の QString が返されます。用途: ウィンドウの内容を特定するためQWindow::filePath() 関数は、ウィンドウがファイルによって作成された場合のみ有効です。



Qt Designerで領域を編集:QRegion::swap()関数の使い方

この解説では、以下の内容について説明します:QRegionクラスの概要QRegion::swap()関数の詳細QRegion::swap()関数の使用例QRegion::swap()関数の利点QRegion::swap()関数の注意点QRegionクラスは、Qt GUIにおける領域を表すクラスです。領域とは、画面上の特定の矩形領域を指します。QRegionクラスは、さまざまな形状の領域を定義するために使用でき、ビットマップやポリゴン、矩形などから領域を作成することができます。


QAccessibleInterface::isValid() 関数以外の方法でアクセシビリティインターフェースの状態を確認する

QAccessibleInterface::isValid() 関数は、Qt GUI アプリケーションにおけるアクセシビリティ機能の重要な要素です。この関数は、指定されたアクセシビリティインターフェースが有効かどうかを判断するために使用されます。


画像の色空間変換をマスターしよう!Qt GUIにおける QImage::applyColorTransform() の詳細解説

QImage::applyColorTransform() は、Qt GUI フレームワークで画像の色空間変換を行うための重要な関数です。この関数は、ピクセルレベルで画像の色を変換し、さまざまな効果や視覚化を実現することができます。機能QImage::applyColorTransform() は、以下の機能を提供します。


Qt GUI フレームワークにおける QFileSystemModel デストラクタの使用方法

デストラクタの役割:モデルが使用するすべての内部データ構造を解放します。モデルが登録したすべてのコールバックを解除します。モデルが所有するすべてのウィジェットを削除します。デストラクタの呼び出しタイミング:QFileSystemModel オブジェクトのスコープが終了したとき


QTextListFormat::numberPrefix()で番号の前に文字列を挿入

QTextListFormat::numberPrefix()は、Qt GUIで箇条書きリストの番号の前に表示される文字列を設定するための関数です。機能この関数を使うと、デフォルトの番号ではなく、独自の文字列を番号の前に挿入することができます。例えば、以下のような設定が可能です。